「きらめき」イベント案内

  きらめき 第12回ランチタイムコンサート

      ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのアンサンブル
             (あっちこっちコンサート)


                      演奏:茨木市音楽芸術協会
                          田口 浩志氏、  清 みお氏、
                          宇野 恵美香氏、 松本 梨乃氏

 
 第12回きらめきランチタイムコンサートは平成19年9月16日(日)、12時15分から30分間行われました。約70名の聴衆(市民)の方がきらめきのエントランスホールにおいでになりました。

 今回の演奏者は、茨木市音楽芸術協会に所属されている田口 浩志氏(ヴァイオリン)、 清 みお氏(ヴァイオリン)、 宇野 恵美香氏(ヴィオラ)、 松本 梨乃氏(ピアノ)の4名です。
 クラシック音楽の巨匠、バッハとモ−ツアルトの名曲がヴァイオリンを中心としたアンサンブルで格調高く奏でられました。

  
  演奏された曲目


@2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調より 第1楽章(J.S.バッハ)
 ヨハン・セバスチャン・バッハのヴァイオリン協奏曲3つのうちの1曲であり、バロックのヴァイオリン音楽の大作として知られています。今回はピアノ伴奏で演奏されました。

Aピアノ、ヴァイオリンとヴィオラのための三重奏 変ホ長調より 第1楽章〜第3楽章
(W.A.モ−ツァルト)
 ウォルフガンク・アマデウス・モ−ツアルトが1786年に作曲したヴィオラの魅力を十分に発揮させた名曲です。今回はピアノ・ヴァイオリン・ヴィオラの構成で演奏されました。

B(アンコ-ル)2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調より 第2楽章
 最初に演奏されたバッハの協奏曲の続きです。ここでは第2楽章の途中までを演奏されました。

  聴衆の感想をいくつか

・ヴァイオリンの音色は聴き慣れているのですが、、ヴィオラの音色を聴く機会があまりありませんでした。今日聴いてみて、その音色の特徴が少しは分かるようになりました。
・久しぶりにクラシック音楽の名曲を生演奏でじっくり聴くことができました。よかったです。満足しました。
・「堅苦しい」とか「分かりにくい」と言われるクラシック音楽です。もっと理解できるように、演奏曲目の簡単な説明、ヴァイオリンとヴィオラの音色の違いなどを話してほしかったです。二つの楽器で、ドレミファソラシドなど簡単な音階を弾いていただくと、より分かりやすかったのではないでしょうか。
・子どもがピアノを習っていますので、勉強と思って一緒に聴きに来ました。
・きらめきランチタイムコンサ−トで本当のクラシック音楽は今回が初めてですが、もっともっと取り上げてほしいですね。できればヴィバルディ「四季」のような、分かりやすい曲目も入れていただきたいです。

  取材アシスタントからの一言

・今回のランチタイムコンサートはクラシック音楽とあって、広いエントランスホ−ルは静寂感に満ちていました。なんとなく厳かな雰囲気すら感じられました。
・ヴィオラはヴァイオリンより形が少し大きく、音は5度低いと言われますが、前記の感想にあるように、その違いがもう一つ分かりにくかったので教えて欲しかったです。
・次回以降のいつか、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバスの弦楽四重奏団のような演奏も、一度聴いてみたい気がします。
・茨木市音楽芸術協会の茨木市政施行60周年記念事業「あっちこっちコンサ−ト」は、今回で通算7回目です。生涯学習センタ−「きらめきランチタイムコンサ−ト」として10月26日(金)、12月9日(日)に開催される予定です。