「きらめき」イベント案内

  “きらめき”ランチタイムコンサート

   〜エントランスホールにショパンの響きが流れて…〜


演奏:渡辺 佐智永 氏(ピアノ)


 平成19年11月18日(日)に行われた茨木市立生涯学習センター“きらめき”のランチタイムコンサートは、「ショパンを楽しんで」と題したピアノ演奏でした。

  コンサートの内容(プログラム)
 ショパン(1810〜1849)はポーランド生まれで、「ピアノの詩人」と呼ばれた作曲家です。
 今回のコンサートでは、次の3曲が演奏されました。演奏の前に曲の解説がありました。

   『ノクターン 作品9の1』
   『ノクタ−ン 作品9の2』
   『アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22』


 ノクターンとは日本では夜想曲と訳され、3連音符の伴奏にロマンチックな旋律が乗せられた曲です。
 最後に演奏された曲は、ポランスキー監督の映画『戦場のピアニスト』の最後のシーンを飾った曲です。流れるようなメロディーのスピアナートと、ポロネーズのリズムに乗った哀愁を帯びたメロディーでショパンを存分に楽しめる曲の一つです。

  聴衆の感想をいくつか

・このコンサートへは、文化面の向上を目指して友達と毎回来ています。ショパンのポロネーズが好きでこのコンサートを楽しみにしていました。
・前方に座っていたのでピアニストの手元がよく見えて、すごいなあと思いました。スタイルもよくて衣装もすてきで、目と耳の保養にもなりました。
・後期講座の申し込みに来てランチタイムコンサートがあることを知りました。生で聞く機会がないので楽しんで聴いていました。
・エントランスホールでのコンサートは気さくに聞けて、演奏時間もちょうどよい位の長さで親しみやすくていいですね。
・CDと違って生で演奏を聴くことができるのは、とてもいいなあと思います。
・後半のポロネーズは忙しい曲なのに落ち着いて安定した音楽を楽しめました。15分の曲があっという間に終わってしまったという感じです。

  取材アシスタントの一言

・「演奏中はどういう思いでピアノに向かっておられるのですか」という問いかけに、渡辺さんは、「曲の雰囲気を思い描きながらピアノを弾いていると思われがちだけれど、自分としてはピアノの前では何小節も先までを思い描きながら、集中力が持続できるように弾いています」と答えてくださいました。
・演奏するのは大変なのだろうなと感じました。曲を弾く前にその曲の解説があったので、とても分かりやすく、情景が目に浮かぶようでした。また今後もすてきな曲を聴かせて下さい。