「きらめき」短期講座案内

  薬膳料理講座

一煎目は香り、二煎目は味、三煎目は心を味わいましょう              〜お茶のもてなしは心です〜


講師:横田 佳子 氏(薬膳館 館長)


  ある日の講座風景
 

  全5回の3回目を取材しました。
  今回は、緑豆ぜんざいと中国茶を中心に献立が作られていました。
 【緑豆ぜんざい】
 白玉団子を作り、緑豆で作った餡(あん)をかけた一品料理です。
 台湾では緑豆をお茶にしたり、プラッペにのせて食べたりしてポピュラーなものであり、体内の余分な水分を流してくれる効用があるとのことでした。
 
 【中国茶】
 中国茶は6分類に分けられます。
 ・緑茶 ・白茶 ・青茶 ・黄茶 ・紅茶 ・黒茶
 講座では、それぞれのお茶の特色を説明され、その味と香りを味わいました。
 細工茶も取り上げられ、茶壷(ちゃふう)のなかにジャスミンの花が広がった時は受講者から歓声があがったほどです。
 
  講師のコメント
・日々の生活において、何よりも大切なことは、食事がおいしいということと、その料理の中に季節を感じることがでしょう。
・季節毎に、その季節に合った色の食物を摂るとよい(例えば,夏は赤を表しているので,赤色を主体とした食材をr摂るというように)。
・料理を食べる時の心得として、体にいいからと一つの食材に偏るのではなくバランスよく摂り、しかも継続することが大切です。

 中国では、お茶はお薬と言われています。
 お茶でお客様などをすもてな場合の心得として、「一煎目は香り、二煎目は味、三煎目は心」
を味わってほしいですね。

  受講者のコメント

・ここで学んだことをもとにしながら家でも、とても楽しく作っています。
・小さい子どもがいるので、食事に気をつけています。そのための参考にしたいと思って受講しました。
・家では和食が中心の料理を作っていますので、レパートリー増やしたいと思って受講しました。
・健康に役立つようなので受けました。家でも作って娘にもほめられています。
・自分自身が貧血ぎみだったが、この講座で学んで食材の効用を知って意識して購入するようになって、体質も改善してきたように思います。
・家族が大病を患ったので、食事(食材)の大切さを知るようになり、もっと勉強をするために受講しています。。

  取材アシスタントの一言

・薬膳を特別なものでなく、身近なものに感じられるような講座ということを実感しました。
・中国茶の入れ方と味わい方を実演とお話によってその繊細さに中国文化の豊かさを知ることができました。