「きらめき」実技講座案内

     「和太鼓入門講座」発表会

      〜Let's ドンドコ! 響け とどろけ 我らが祈り〜


                講師:藤 慶哉 氏(「るんびに太鼓」代表理事)
                出演:きらめき講座「和太鼓入門」受講の皆さん

 茨木市立生涯学習センタ−のきらめき講座「和太鼓入門」(前期)は、最終日に受講者全員による発表会を行いました。この日は、広く市民の皆さんにも成果を披露しました。

  発表会のあらまし

 最初に藤講師から挨拶と紹介があり、続いて藤講師作曲の和太鼓曲「きらめき」が、赤いスカ−フで揃えた13名のメンバ-によって、力強く演奏されました。太鼓は13個あり、一番大きい和太鼓は3尺3寸(約1m)、一番小さい和太鼓で1尺2寸(約36cm)です。
 演奏曲目はこの「きらめき」1曲のみで、最後に藤講師から再度の挨拶と説明があり、約30分で終了しました。
 1年前の短期講座、昨年度後期講座の受講者、また、出演者の家族・友人なども聴きに来られていて、あたかい雰囲気に満ちた発表会でした。
 生涯学習センタ−の愛称(きらめき)と受講者の眼の輝きを見て作曲されたというオリジナル曲「きらめき」は、和太鼓初心者用の練習曲とのことです。

  聴衆の感想をいくつか

・藤講師の話にもありましたが、バチや太鼓に触れるのはまったくの初心者がたった15回の
 講座でここまで叩けるようになるとは驚きました。
・今回受講している友達の元気で楽しそうな顔が見たくて来ました。力一杯和太鼓を叩いて
 いました。良かったです。
・「“鼓舞する”の鼓は太鼓の「鼓」のことで打ち振ると元気になるとの意味で、太鼓の響きで
 元気になって欲しい」と藤講師が言われていましたが、本当に元気をいただきました。
・演奏曲「きらめき」を聴いていて、演奏者の「祈り」のようなものを感じました。

  受講者の感想など

・和太鼓を叩くのはまったくの初体験です。
 気分爽快、ストレスも吹き飛びました。
・最初は思い通りに手が使えず、また皆で
 リズムを合わせるのに苦労しましたが、
 今日の本番では息が合っていたみたいで、
 良かったです。
・演奏前は大変緊張しましたが、終わって
 みるとその緊張感がたまらなく楽しいです。
・年齢からくるものなのか、気持ちと身体にズレがあることを講師に指摘されました。まったくそのとおりでした。でも楽しかったです。

  取材アシスタントからの一言

・舞台は緊張感に満ち、それが聴衆にも伝わってきました。その緊張感が13名の演奏者の心を一つにして、全員で楽しんで演奏されているのが十二分に伝わってきました。
・日本人として無意識のうちに受け継いできたものがあるからでしょうか、ひたむきな演奏を聴いていたら、心と身体に響いてくるものがありました。
・茨木市には数多くの和太鼓グル−プがありますが、その皆さんが一同に会して競演する「茨木TAIKOビエンナ−レ2007」が、第43回茨木市教育月間の行事として、生涯学習センタ−のきらめきホ−ルで10月28日(日)午後1時〜4時で開催されます。2年に一度の演奏会ですが、ぜひおいでいただき、聴いていただきたいですね。