「きらめき」特別講座案内 | |||||
中学生のための講座 「体育学教室=アメリカンフットボール」 |
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講師:河口 正史 氏(ヘッドコーチ) 追手門学院大学アメリカンフットボール部 |
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茨木市立生涯学習センターでは中学生を対象とした講座(教室)を開いています。 ・演劇教室 ・文章教室 ・読書教室(本年度不開講) ・コンピュータ教室 そして「体育学教室=アメリカンフットボールとフラッグフットボール」です。 フラッグフットボールとは… フラッグフットボールは、アメリカンフットボールのルールをやさしくしたものです。タックルなどの危険なプレーを避けるために、腰に下げたフラッグ(リボンようなもの)を取られたらそこでプレーは中断します。 他の基本的なルール、プレーは本格的なアメリカンフットボールと同じです。 アメリカンフットボールは「考えるスポーツ」です。プレーとプレーの合間に作戦タイムがとられます。ここで次はどのようなプレーを選択するのかが決められます。100以上のオプション(選択肢)を持っているチームもあるそうです。 相手チームを分析し、自分のチームの能力を考えてプレーは選択されます。 この時に頭脳は大いに働かせます。だから、「考えるスポーツ・知的スポーツ」といわれているのです。 中学生の講座では… 室内でビデオを見ながらフラッグフットボールの基本を学びます。時には黒板を使って、作戦を考えたりします。 屋外では、実際にボールを使って基本的なプレーの練習をしたり、少人数での連携プレーを実習します。この時も単にプレーをするだけではなく、「なぜそのプレーを選んだのか、どうすればいいのか」などとチームで考えます。 走って、投げて、受けてという運動だけではなく、知的な活動にも多くの時間を使っています。 ある日の講座風景 この日(3月1日)は春日丘小学校の放課後開放事業と連携して開かれました。 追手門学院大学アメリカンフットボール部の選手がおよそ20名参加し、デモンストレーションを行ってくれました。 ヘルメットをつけ、本格的な防具で身を固め、ぶつかり合う迫力に参加者は、「ほー!」というため息をついていました。 学年別で練習をし、その後のミニゲームでは混成チームでの試合になりました。 すばやく相手チームの横をすり抜けてゴールに向かう子ども。転びながらパスを受ける子ども。ちょっとしたミスをする子ども。 そんな子どもたちに作戦タイムの時に大学生が、「よかったよ!」とか「次はこうしてみような」などと的確なアドバイスがなされていました。作戦タイムは同時に“元気付けの場”であるという感じがしました。 講座が終了した後、受講生はヘルメット・防具をつけさせて貰っていました。ぶかぶかのユニフォームを着ている子どももいました。小さな子どもが大きな大学生にじゃれ付く姿にもほほえましいものがありました。 今年度受講した中学生は来年度も受けたいとのことです。 身体と頭脳を存分に活用するアメリカンフットボールの楽しみを実感していたようです。 なお、平成20年度は「ジュニアの講座」として開講します。小学5年生〜中学3年生が対象です。興味のある方はお申込みください。 |
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