【講座のねらい】
折り紙は、一枚の紙を折ることで、さまざまな形を作り上げることを楽しむ遊びです。折り紙に必要とされる手先の動きは、脳の活性化にも役立つとされ、今や世界中で楽しまれています。この講座では、折り紙を思う存分楽しんでいただければと思っています。
【ある日の講座風景】
取材したのは、全5回講座の4回目(11月26日)でした。
特別講師に竹尾 篤子氏(日本折紙協会師範・同奈良支部 支部長)をお招きして、
色紙に雪の街風景と星を組み合わせたクリスマスカードの制作をしていました。
最初に講師が、大きな折紙を使って手本となるものをみんなの前で折りながら説明されていました。なかなか思うように折れず、受講者の皆さん悪戦苦闘の様子でしたが、梅本、竹尾両講師の熱心な指導で終わる頃には、見事なクリスマスカードが出来上がっていました。最後にサンタクロースを制作してクリスマスカードに花をそえていました。
また、受講者同士の教え合い、講師のジョークを交えた指導で教室も和気藹々の雰囲気となり、受講者も難しい折り方を楽しんでいたようでした。
【5回講座の内容】
第1回 やさしい折紙と今後の予定
第2回 イヤリングやブローチ
第3回 鶴のいろいろ
第4回 クリスマスカード
第5回 結びユニット
【講師のコメント】
・とにかく楽しんでいただけたらよいと思います。
・皆さん熱心で早くスムーズに進めてよかった。
・目的を持って、いろいろな面に利用できるようにして欲しいと思います。
・一つの折り方でいろいろアレンジできるようになって欲しいと思います。
【受講者のコメント】
・自己流でやっていたが、折るコツを教えてもらいたいと思い受講しました。
・孫も折紙をするが、孫を驚かせてやろうと思い申し込みました。
・孫との交流の道具にしようと思い申し込みました。
・折紙でいろいろな形状を作ることに魅力があったので、その折り方を知ろうと
受講しました。
・受講してみると思ったより細かいことが必要だとわかりました。
でも期待以上に楽しいです。
・脳の活性化に役立つと思い申し込みました。
・市の広報で講座を知り、回数も適当だったので申し込みました。
・ 折紙の本を買い楽しかったので受講しました。
【取材アシスタントの一言】
折紙は作る人が楽しめ、脳の活性化にもよいと思いました。また、講師が受講者一人一人に丁寧に指導、受講者も分からないことをリラックスして聞く姿は、教室の中を和気藹々の雰囲気にしていてよかったと思いました。
最後に講師に「折り方を忘れないコツは?」とお聞きしたら、「折り図を描いておくことです。音楽でいう楽譜のようなものですよ」との言葉が返ってきました。
講座の様子を見ていただけでしたが、折り紙の楽しさを教えていただきました。
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