山茶花、梅などの花々が散り始めると本格的な花の季節の到来です。桜前線の北上に伴い「茨木のさくら」も満開時を迎えます。そこで、編集スタッフは、茨木の桜の名所を訪ね、“とっておきのさくら情報”をお届けすることにします。
元茨木川緑地公園茨木市のほぼ中央を北から南へ流れる茨木川がありました。この川は辺りの田畑へ水を送る役目をしていましたが、市の人口増加とともに田畑は宅地へと変わっていき、川よりも道路を望む人々の声が高まっていきました。日本万国博覧会の年(1970年)「川を埋めて緑地公園にする」という計画が立てられ、田中町から沢良宜までの5kmに及ぶ緑地公園は1974年〜1988年の15年間の長きにわたる工事によって完成しました。現在は、市民の“いこいの場”となっています。 茨木市民さくらまつり 桜通りの珍しい里桜 桜の苑市の北部、上音羽にあり、4月上旬から5月上旬の約1か月間桜とツツジの開花にあわせて開園します。植樹、剪定、下草刈、開園時期の決定などは市役所農林課が担当しています。ソメイヨシノを中心に桜の木が約1,000本植えられていて、近くの山や下方に広がる田畑、家を背景にした満開の桜の美しさは一幅の絵をみるようです。桜は市内より1週間くらい遅く咲き、続いて5月までツツジを楽しむことができます。 その他の桜の名所 弁天さん(冥応寺)……近鉄バス「茨木弁天前」下車 万博公園(吹田市)……大阪モノレール「万博公園」駅下車 |
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平成2年、元茨木川緑地公園が 大阪みどりの百選に選ばれた。 |
公園緑地課の話市内の公共施設に植えられている樹木を管理しています。公園、緑地、街路樹に植えてある1本1本に樹木銘板をつけ、それらを番号化し、履歴をコンピュータに登録しています。緑地化にあたっては、大きく枝を張る木、低く花を咲かせる木など特徴を生かしながら配置するように心掛けています。「花が散った」、「毛虫がでた」「葉が茂りすぎる」「葉が落ちた」と苦情もきますが、目を楽しませ、日陰を作り二酸化炭素を吸収しトくれる樹木を大切にしてほしいと思います。公園の清掃も大切な仕事で、こども会などのボランティア清掃にも感謝しています。ゴミ、騒音などの面でご協力いただきマナーを守って楽しんでください。 |
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