ボランティアグループ「あゆみ」

 ボランティアグループ「あゆみ」は、個別でボランティア活動をしていたとき、一人で困って悩んでいることを、ボランティア同士で話し合える場所があればという思いからできました。
 現在、メンバーは50人(内男性5人)で、特別養護老人ホーム春日丘荘や沢池老人デイサービスセンター、茨木府民健康プラザ、保健医療センターなどで活動しています。
 定例会は毎月第2木曜日で、午後1時30分から行っています。会議では、ボランティアセンターからのさまざまな要請について、よりよい活動ができるようにミーティングをして、多才なメンバーがそれぞれ自分に適した活動に入ります。
 年に1回は定例会を自然に恵まれた環境の中で開催します。平成15年(2003年)は忍頂寺の竜王山荘で行いました。
 活動内容は、高齢の方の話し相手や乳幼児の世話、各施設での行事などの手伝い、民謡・習字などをするときのつきそい、入浴時の衣服着脱の手伝い、外出介助、介護用品の製作(ケープ・膝掛けなど)です。ほかには、社会福祉協議会のボランティア講座の手伝いやボランティア連絡会主催のボランティア祭り「みんな集まれ!!ボランティア」への参加などです。
 ボランティアグループ「あゆみ」は無理をしないで自分に合った活動をしています。
 皆さん、ぜひ一度定例会を見学してください。いっしょに活動しましょう。

  連絡先 社会福祉協議会 茨木市ボランティアセンター  627-0086





実用日本語学習会

 地域在住外国人への実用日本語習得支援ボランティア団体として、平成11年(1999年)10月に発足。現在は茨木市国際親善都市協会の活動組織として61人の支援者が48人の学習者の支援活動を行っています。
 毎週木曜日の午後1時30分から3時まで、金曜日の午前10時から11時30分まで、市役所南館8階国際交流サロンで中国の12人を筆頭に、アメリカ、オーストラリア、タイ、フィリピン、イタリア、スペインなど20カ国の学習者が熱心に勉強されています。学習者にとっては日本語の勉強以外にも同国人同士での情報交換もでき、新しい出会いの場としても大いに役だっているようです。
 学習者と支援者が1対1のマンツーマン方式を原則として、学習者のニーズに応じた授業形式としているため、教材も、日本に来て一週間目の方の「あいうえお」からスーパーマーケットのチラシ、小学校の教科書、自動車教習所の教本、新聞、川端康成の小説までさまざまです。私たちも月2回の勉強会で情報交換や指導力の向上を図っていますが、学習者からの思いもよらぬ質問で日頃何げなく使っている日本語の複雑さを再認識させられることも少なくありません。
 私たちは日本語習得支援活動を通じて国際親善、異文化交流に寄与することも目標にしており、6カ月ごとの期末修了パーティーでは、各国の料理を作ったり持ち寄ったりして交流しています。また春と秋には遠足に出かけたり、茨木市国際親善都市協会が主催する「国際交流の集い」では学習者の日本語スピーチ発表や地域の小・中学校に学習者を紹介して、国際理解教育の手助けなども行っています。
 支援者になっていただくための資格、条件などは特にありません。私たちの活動に関心をお持ちの方はお気軽にクラスをのぞいてみてください。

  連絡先  新山 茂樹  634-3291



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