図書館では、貸出業務のほかにさまざまな業務や取り組みをしています。 
今回はその中のいくつかを紹介します。


 中央図書館の児童室は2階にあります。室内には机といすのほかにゆったりと座れるソファもあり、ステンドグラスで飾られた窓の外には木々の緑が見えます。
本は表紙が見えるように展示されているので、色とりどりの絵が楽しい雰囲気を創り出しています。


中央図書館 児童室


 図書館で養成講座を受けたボランティアの人たちが、6カ所の図書館分室のほかに小学校や幼稚園、保育園などでおはなし会の活動をしています。  
 図書館ではおはなし会だけでなく、夏休みや教育月間には、人形劇や科学実験教室などの催しも行っています。また中央図書館2階のギャラリーでは、定期的に絵本の原画を展示しています。


 図書館から遠い地域には、移動図書館“ともしび号”が担当の司書とともに巡回します。現在、自治会などの協力で23カ所に出向き、小説、実用書、子どもの本、絵本など約4,000冊を選択して積み込み、貸し出しをしています。


移動図書館“ともしび号”


 子どもに本に親しんでもらうため、小・中学校に本の貸し出しをしています。1回600冊以内の本を貸し出す用意をしています。
 茨木市では、小学校3年生の時に中央図書館を見学します。その時全員が利用カードを作り、借りて帰ります。茨木市の図書館の利用率が高い理由の一つには、こうした子どもの時からの体験が生かされているのかもしれません。


小学生の館内見学風景


 中央図書館には、録音図書や点字図書を作成するための部屋があります。録音室は外部の音を遮断できます。
地下の書庫は出版年の古い書籍などを置いている所です。利用者の求めに応じてすぐに貸し出しできるように、専任の人によって整理されています。

中央図書館 627−4129

担当:崎間 上村







スズムシ
 土手などの草むらに多く見られ、
 夜にリーンリーンと鳴く。



マツムシ
 夜にチンチロリンと鳴く。



オンブバッタ
 メスの上にオスがのっている。

ショウリョウバッタ、キリギリス、クビキリギス、コバネイナゴ、ヒシバッタ、クルマバッタなども見られる。





ナキイナゴ
 ススキの茂みに多く見られ、
 シリシリシリと鳴く。



カンタン
 高い草の上を好み、ルルルと
 静かに鳴く。

ツユムシ、クツワムシ、ウマオイなども見られる。





ウマオイ
 夜などにスイッチョと鳴く。



カネタタキ
 低い木に見られ、チンチンと鳴く。

アオマツムシなども見られる。





クサキリ
 キリギリスの仲間で、
 夜にはジーと長く鳴く。



ショウリョウバッタ
 飛ぶとき、羽を打ち合わせてキチキチと音を出す。

コバネイナゴ、ハネナガイナゴなども見られる。





イボバッタ
 乾燥した地面に多くいる。



エンマコオロギ
 夜にコロコロリーと鳴く。

ヒシバッタ、ハラオカメコオロギなども見られる。


今回は比較的見つけやすい場所に分けて虫を紹介しましたが、ほかの場所でも見かけることができます。


担当:東實 野間 絵:金原