「生涯学習センター きらめき」の実技講座は本年1月からスタートしました。
この講座は3月で修了しましたが、5月からまた新たにスタートします。今回も
楽しく充実した講座内容になっています。多くの皆さんの参加をお待ちしています。
ここでは、織物・ダンス・陶芸講座などを紹介します。
織物講座はアトリエで行います。織り機は、受講生の皆さんが1台ずつ使えるように備えてあります。
この講座では、手織りの基礎から学びます。前回の講座では、織り機の説明や織物についての
基本的な知識、実技への下準備、そして実技という順で学びました。初心者対象の講座だったので、
あまり難しいものではなく、平織りのテーブルセンターやランチョンマットなどを
制作しました。いきなり織り機に向かうのではなく、まずはデザインから始めます。
デザインが決まったら、糸を選びます。そして織り機に糸をかけていくのです。
この作業は大変そうに見えますが、慣れるとおもしろくなってきます。
受講生の皆さんは、熱心に先生の話に耳を傾けて、その後、それぞれに糸巻きをしたり、
織り機に向かっていました。
この講座は初心者対象ですが、経験のある方がレベルアップできる中級コースもあります。
健康のために体を動かすことは大切です。社交ダンスは楽しみながら無理なく
運動ができます。音楽に合わせてステップを踏んでいると姿勢もよくなります。
講座では、まず準備運動から始めます。体をストレッチで伸ばしたら立ち方から
学び、続いて歩き方、ステップと続きます。
ダンスの種目には、ジルバ、ルンバ、チャチャチャなどのラテンのものと、
ブルース、ワルツ、タンゴなどのスタンダードがあります。ラテン種目はアップテンポで
リズムがあり、相手とは片手はつなぎますが自由に踊れます。
スタンダード種目は相手に合わせて組んで踊ります。
ステップは、初級から上級までいろいろありますが、初心者では、一つの種目で5〜6
ステップを覚えると、楽しく踊れるようになります。ジルバやブルースはすぐに踊れます。
講座は初心者対象ですが、経験のある人も参加できます。
講師の先生が男女2人なので、男女のステップがよくわかります。経験者はベーシックを
しっかりと覚え、きれいに踊るという目標をもって学べます。
また部屋の一面が鏡張りになっているので、自分の動きがチェックできます。
もちろん、老若男女を問わず、ジュニア（小学生）、親子でも参加できます。
皆さんも音楽に合わせて楽しく踊ってみませんか。
陶芸室には、電動ろくろや手回しろくろ、作品乾燥棚、タタラ成形機、土練り機などを
設置しています。またコンピュータ制御の電気窯が2基あります。陶器は焼き上がると、
多少の吸水性があり不透明で、たたくと低い音がするのが特徴です。前回の講座では、
信楽の土をベースにした2種類の土を使い、小さな作品、円形作品、角形作品、自由作品の
順に制作しました。制作にあたってはあまり制約はなく、個性を大切にした作品に仕上げました。
作品は1週間から10日ほど乾燥した後、700〜800度で素焼きをします。呉須（青に発色）や
弁柄（黒に発色）などで絵付けをし、うわぐすりをかけます。
うわぐすりは陶器につやを出し、発色をよくします。本焼きは、1230度で17〜24時間焼きます。
講座では完成した作品を鑑賞します。形やバランス、色など、自分の思い通りに焼き上がったか
どうかを見ます。またほかの人の作品も鑑賞します。
人と自分の作品を単に比べるのではなく、それぞれの作品からそれぞれの良さを見つけて、
自分の作品の参考にします。
焼き上がった作品が窯から出されるとき、受講生の皆さんのほとんどが、期待と不安の表情を
浮かべていたのが印象的でした。
今回は、この講座のほかに経験者対象の講座もあります。
実際の制作を通じて、道具の使用法を順次習得し、素材としての木の性質の理解を
深め、同時に木で創作することの喜びを体験します。
毎日の食事を素敵にセンスアップしてみませんか。身近な食材で、和洋中の料理などを
アレンジしたおしゃれな料理の作り方を学びます。料理が苦手な方でも本格的な料理を
作ることができるコツを教えます。
スローライフ、スローフードをテーマにそばの打ち方を楽しく学びます。
自分で打って、おいしいそばを食べてみませんか。
初級では、身近な物をモチーフとして、油絵の基礎的な技法を体験します。
最初の時間は油絵具や準備に関する説明をします。 中級では、油絵をすでに
学んでいる方のためのクラスです。油彩のマチェールを各自工夫し、さらなる
展開に向かって制作します。
※このほかにもたくさんの実技講座が用意されています。
皆さんの参加をお待ちしています。