市民インタビュー
茨木市民の中からいきいき生活の達人を探し出し、紹介するコーナーです。話から見えてくるその豊かな人生に、きっとあなたも勇気づけられることでしょう。 |
車作地区の人たちは、昔盛んだった炭焼きを復活させ、「ゴンゴンファクトリー」という炭焼き施設を造りました。宇山保士さんはその中のひとりで、炭焼きを通して豊かな自然を知ってもらおうと、訪れる人たちに炭焼きの指導などをしています。 宇山さんが語る車作地区の自然と炭焼きへの思いとは・・・・。 |
炭焼きをするきっかけは何ですか。 車作地区は、もともと炭焼きが盛んな所でしたが、だんだんと衰退し、昭和40年(1965年)頃にはほとんど見かけられなくなりました。安威川ダムの建設で、地区の一部が水没することになり、何かを残しておきたいとみんなで考えた結果、昔盛んだった炭焼きを復活させようということになりました。地区の人はもちろん、ボランティアの人たちも含めて延べ200人がおよそ2カ月かけて、平成12年(2000年)春、炭焼き施設「ゴンゴンファクトリー」を造りました。 「ゴンゴンファクトリー」という名前の由来を教えてください。 炭の材料は何ですか。また出来上がるまでにどのくらいの時間がかかるのですか。 炭焼きをして良かったと思うことは何ですか。 |
環境保全のために心掛けておられることは何ですか。 むやみに木を切らないことです。常に景観や保全など山全体のことを考えています。木が密集している所では木がよく育つように、残しておく木と間引く木とを見極めて切っています。大阪府などの協力で、ほかの地域で伐採した木を譲ってもらい使用するということもしています。また、専門家の意見を聞いて、珍しい木の保存にも努めています。 今後の抱負を聞かせてください。 宇山さんにとって「生涯学習」とは何ですか。 |
担当:阿曽 西村 林田