総合型地域スポーツクラブとは、多様な興味・関心、さまざまな技術レベルを持つ人々が、世代を超えて集まり、気軽に継続的にいろいろなスポーツが楽しめる、地域に根ざした自主運営型・複合スポーツクラブのことで、いつでも、どこでも、だれでも、いつまでもをモットーにした、地域の皆さんの手作りによる、新しいタイプのスポーツクラブのことです。
我が国のスポーツは、これまで学校や企業の運動部が大きな役割を果たしており、また、地域スポーツクラブも、単一種目型、一定の年齢の人だけの活動として行われてきました。しかし、これからは、生涯にわたるそれぞれのライフステージにおいて豊かなスポーツライフを実現させるために、だれもが気軽にスポーツを楽しみ、参加できるクラブの設立が求められています。総合型地域スポーツクラブはその先がけとなり、またボランティア活動の場にもなります。
茨木東スポーツクラブ-レッツでは、年齢に応じたスポーツ活動が行われています。60歳以上の会員の人たちが自主運営で楽しんでいるサークル「ゆっくリズム体操クラブ」もその一つです。3月にオープンしたばかりですが、これからの高齢社会にとっても必要とされる生涯スポーツの拠点となるのではないでしょうか。
見学は、いつでもできます。
設立記念イベントとして、テニス大会、ボウリング教室、ウォーク&クイズラリー大会が開催されました。
11月には、スポーツフェスティバルが開催される予定です。スポーツ教室やサークルに入っていない方も参加できます。
詳細が決まりましたら、広報『いばらき』などに掲載されます。
取材に訪れた日は、ちょうど太極拳教室が行われていました。そこで受講生の皆さんに、この施設について、また太極拳教室について聞いてみました。
○広報誌を見て参加しました。友達もでき楽しんでいます。
○地域の回覧板で知りました。
○ホームページを見た友人に教えてもらいました。
○太極拳は初めてですが健康によさそう。いろいろな人に出会えます。
○日頃の運動不足解消のために始めました。
○運動量は意外と多いですが、がんばっています。
太極拳の講師は「受講生の皆さんには、動作と心と呼吸の一致という太極拳の奥深さを通して、健康の維持や新しい自己の発見・自己の表現を学んでいただきたいと願っています」と話しておられました。