茨木市には、さまざまな事情で学校教育を受けられなかった方や母国を離れて新たに日本で生活をしている方がおられます。 
その方たちが文字を学び、会話の力をつけることで、より豊かな社会生活が送れることを目的として、日本語の学習会が開かれています。
  今回は、中央公民館が主催する「日本語読み書き学級」と 茨木市国際親善都市協会活動組織である「茨木市実用日本語学習会」を紹介します。

日本語読み書き学級

  日本語読み書き学級では、約30人が日本語を学んでいます。日本における生活の期間、おかれている状況、年齢の違いなどで学習のニーズが多様なため、個別に対応しています。
  ある女性は、カタカナを練習していました。いずれは漢字も覚えて、子どもが幼稚園で借りてきた本が読めるように、病院や学校で子どもの名前が書けるようになりたいとのことでした。 
  ある男性は、身体障害のために義務教育が受けられなかったので、成人になって夜間中学校、定時制高校と学び続けてきました。現在、この日本語読み書き学級やいのち・愛・ゆめセンターで学びながら聴講生として大学にも通っています。
  休憩の時間には、学ぶ人と教える人が一つになって、季節に合わせた歌を歌っていました。時にはそれぞれの出身地の歌も披露されるそうです。
  ここでは、異文化理解、国際交流が自然に行われています。


「日本語読み書き学級」学習風景

茨木市実用日本語学習会

 茨木市実用日本語学習会には、16の国と地域、約120人の学習者がいます。支援者は学習者に日本語や文化を伝えるために、さまざまな工夫をしています。時には、絵やカード、写真などをうまく利用し視覚にうったえるなどして対応しています。教え方も大切ですが、伝えようとする熱意を持って学習者の気持に寄り添うことが、長い目で見るといい結果につながるそうです。
  この学習会は、日本語上達の場だけでなく、交流の場にもなっています。  
「学習者には、心の壁、制度の壁、言葉の壁に突き当たる人もいます。ここでは、心の壁と言葉の壁が取れるようにサポートしたいと思っています。学習者に日本を好きになってほしいですね」と支援者は話されています。学習者の心のサポートをするために、また異文化に触れるために、春と秋の遠足、各国の料理の持ち寄りパーティー、お茶会でのお手前などさまざまな催しを行っています。
  支援者は、「地域にこのような支援するグループがあることを知ってほしい。とにかく孤立せずに仲間に入ってください」と話されていました。 茨木市実用日本語学習会には、16の国と地域、約120人の学習者がいます。支援者は学習者に日本語や文化を伝えるために、さまざまな工夫をしています。時には、絵やカード、写真などをうまく利用し視覚にうったえるなどして対応しています。教え方も大切ですが、伝えようとする熱意を持って学習者の気持に寄り添うことが、長い目で見るといい結果につながるそうです。
  この学習会は、日本語上達の場だけでなく、交流の場にもなっています。  
「学習者には、心の壁、制度の壁、言葉の壁に突き当たる人もいます。ここでは、心の壁と言葉の壁が取れるようにサポートしたいと思っています。学習者に日本を好きになってほしいですね」と支援者は話されています。学習者の心のサポートをするために、また異文化に触れるために、春と秋の遠足、各国の料理の持ち寄りパーティー、お茶会でのお手前などさまざまな催しを行っています。
  支援者は、「地域にこのような支援するグループがあることを知ってほしい。とにかく孤立せずに仲間に入ってください」と話されていました。


「茨木市実用日本語学習会」学習風景

日本語読み書き学級
  金曜日 10:00〜12:00
  中央公民館(生涯学習センター)
  TEL 622−1256
茨木市実用日本語学習会
  木曜日 13:30〜15:00 金曜日 10:00〜11:30
  茨木市役所南館 8階交流サロン
  TEL 090−3868−1346(新山)
識字教室「かがやき」
  火曜日 19:30〜21:00 木曜日 10:00〜11:30
  郡山日本語教室
  火曜日 19:30〜21:00(郡山公民館で開催)
  豊川いのち・愛・ゆめセンター TEL 643−2069
さわらぎ識字・日本語教室
  月曜日 19:30〜21:00 木曜日 10:00〜11:30
  沢良宜いのち・愛・ゆめセンター TEL 635−7667
総持寺識字・日本語教室
  木曜日 19:30〜21:00
  総持寺いのち・愛・ゆめセンター TEL 626−5660