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武士自然歩道は、桑原橋を起点として高槻市との境界を安威川沿いに進み、途中、阿武山を越えて明智街道を通り、竜仙の滝を抜け車作大橋までの全長約8キロ、約3時間の健脚向きコースです。今回は、山道での歩きやすさや帰りの 乗車バスのことなどを考えて、コースの終点に比較的近い車作バス停から桑原橋バス停を目指して歩いてみました。 |
4月28日(水)、快晴。昨日の雨が嘘のように、雲一つない青空が広がる絶好のハイキング日和。阪急茨木市駅前から、午前9時10分発、車作行き阪急バスに乗車する。バスは満員である。午前9時41分、車作バス停で下車。最初の目的地である車作大橋に向かって出発する。 |
竜仙の滝への案内板が見えた。せせらぎとウグイスの鳴き声を聞きながら坂道を上がっていく。しばらくして滝が見えてきた。高さ13メートルから落ちる滝の水は、勢いよく音をたてて落下していた。ここで少し休憩する。
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竜仙の滝を後にして明智街道に向かう。杉林の中の坂道をゆっくりと上る。林を過ぎると雲一つない青空。きらきら光る若葉。聞こえてくるのは葉ずれとウグイスの鳴き声だけ。静かな世界を満喫しながら30分ほど歩くと竜仙峠と記された標識が見えた。高槻市の萩谷から摂津峡方面に向かう東海自然歩道とはここで分かれ、武士自然歩道に沿って歩く。鉄塔近くに見晴らしのよい広場があった。そこで昼食をとる。美しい景色の中で食べるお弁当はいつもの何倍も美味しかった。 |
阿武山に向かってしばらく歩く。途中、勾配のきつい坂道もあったが、鉄の鎖が設けてあったので助かった。 50分ほどで林道車作線と交差。さらに阿武山口バス停まで歩く。そこから30分ほどで阿武山山頂に着く。
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午後2時20分、阿武山山頂(281.1メートル)に到着。 |
ここから後は、府道へ向けて下り坂になる。途中、稲荷神社と少し下った所に朱色の大きな鳥居があった。この鳥居は遠くからでもよく見えるので目印にもなる。
しばらく山腹を下って約30分、今回のゴールである桑原橋バス停に着いた。 午後3時32分発、阪急茨木市駅行きの阪急バスに乗車して帰路に着く。歩いた距離は、寄り道も入れて約11キロ、5時間半ほど。少し疲れたが、新緑の中を歩く爽やかなハイキングであった。
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