フレンドの会
絵画同好会 彩々会
  「フレンドの会」は、生涯学習センターきらめきの油絵講座上級を修了した受講生が、このまま終わることが忍びないと声を掛け合い、平成20年(2008年)に発足しました。今年で4年目になります。現在会員は20人で、毎週水曜日の午後3時30分から石川先生の指導の下で活動しています。先生の前向きな姿と穏やかな人柄は私たちの活動の励みになっています。
 絵は四季の花々や果物、野菜、食器類などの静物を描いたり、年に4、5回はモデルを呼んで描いています。今年は茨木市の桜通りや京都伏見の酒蔵に出向きました。昨年の11月には滋賀県近江八幡に一泊の遠征をし、子どもの頃の遠足気分を味わい心が弾みました。夕食時は皆の豊富な話題に笑いが絶えず、より深い絆ができました。
 しかし、絵を描くときは一心にキャンバスに向かい集中します。思いのままに描いた絵はそれぞれの個性が出てとても興味深く参考になります。作品の完成時は全員で批評をし合い、良い所を認め合ったり助言したりするので向上心が湧いてきます。
 「楽しく描こう」をモットーに、これからもこの出会いを大切にしながら絵を描き続けたいと思います。  

 

 私たち「彩々会」は平成15年(2003年)、「趣味として会員相互の親睦を図る」ことを掲げて、生涯学習センターきらめきでスタートし、今年で8年になります。現在は春日公民館に場所を移し、月3回、第1・3・4の金曜日に活動しています。年間の行事は、野外写生会、一泊写生会、展覧会への出展などです。出品作品は、油彩画やクロッキーでの人物画、風景画などです。
 会員は作品の完成を喜びとして試行錯誤しながら真剣に制作しています。野外の写生では、懐かしい風景も段々と少なくなって構図に苦労しますが、それでも山河などの迫力ある風景に出合ったときは自然と絵筆に力が入ります。また、対象物に向かったときは、湧き上がる創造力を1本の線に託して表現していきます。
そのタッチは描く人によって異なり、それが個性となります。人を魅了するような絵を描くことは一進一退ですが、自分のイメージどおりに表現できたときは至福の時間です。
 自分の観察力、創造力を生かした自分らしい絵を一緒に描いてみませんか。
  
 

2011.8「茨木市生涯学習だより」