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今回のルートは、新しいまち彩都の中心部である大阪モノレール彩都西駅を出発し、あさぎ里山公園を通って、史跡 (国指定の文化財)郡山宿本陣を目指しました。平成の新しいまち並みと江戸時代の面影を今に伝える郡山宿本陣という 時代の対照的なものを紹介します。 |
9月14日水曜日。まだ夏の日差しが残る中、午前9時34分阪急茨木市駅発彩都西駅行きの阪急バスに乗車。途中、JR茨木駅からもメンバーが加わって、国道171号から大阪モノレール彩都線に沿ってバスは進み、午前10時15分終点彩都西駅バス停に到着。 |
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「ガーデンモール彩都」を後にして、あさぎ大通りを10分ほど下っていくと、あさぎ里山公園がある。この公園は、一部、山の自然を残して作られている。公園内の散策道には自然木の階段が設けられており、登っていくと樹木が茂り、一瞬森の中に来たように感じる。コースを巡って公園を出ると、彩都西小学校がある。そこから再びあさぎ大通りを南に下り、彩都西中学校前の交差点を西に進むと、モノレールの高架手前に農産物直販所がある。店内には、岡山県の北東部美作市(みまさかし)周辺で生産された新鮮な農産物が販売されている。野菜のほか、地酒や精肉、特産品・加工品などのコーナーがあり、さらに、茨木・箕面の生産者の野菜販売コーナーもあって、彩都や付近の人たちに人気を博しているそうだ。 |
須久久神社は、茨木でも数少ない式内社(しきないしゃ)(平安時代の延喜式神名帳に登載され、当時の国家が祭祀した神社)で、天平12年(740年)4月5日右大臣大中臣清麻呂(おおなかとみきよまろ)が当地に籠居(ろうききょ)の間、ここに祖神を祀ったという由緒がある。静かな環境にたたずむ神社で、神殿も中規模ながら美しく整っている。
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須久久神社を出発し、国道171号の信号を渡って西国街道を東へ進むと、構えの大きな郡山宿本陣が見えてくる。 |
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2011.12「茨木市生涯学習だより」